婚活を始めるべき年齢は何歳なのか

周りの友人たちが結婚していき「そろそろ自分も…」と婚活の必要性を考え始める人も多いのでは?結婚を意識して婚活しなければならない年齢が、意外に若いという実情について説明していきます。
東京の人は何歳から婚活を始めている?
婚活を始めた年齢は、次のようになっています(クラウドソーシングのランサーズ調べ)。
- 30~34歳:39%
- 35~39歳:26%
- 25~29歳:17%
- 40~44歳:9%
- 20~24歳:3%
男女別では女性は20代後半が多い
上のリサーチ結果をみると、65%の人が30代で婚活をスタートさせているようです。ですが、男女別にみていくと少し年齢層が変わってきます。IBJの調査によると、婚活をしている女性の45.6%が20代後半(26~30歳)だそうで、男性では31~34歳(30代前半)が44.1%とのこと。女性は20代で結婚したいという願望が強く、男性からすると20代は結婚には早いと感じる傾向があるようです。しかし、東京においては女性でも晩婚化(非婚化)が進んでおり、婚活を始める年齢は全国平均よりも遅くなっているといえます。
婚活を始めるのにベストな年齢
27歳の女性は40代の男性と結婚したいと思いませんが、40代の男性は20代の女性と結婚したいと本気で考えていたりします。男女ともに結婚相手に求める年齢は異なりますが、現実的に考えると±5歳程度でしょう。10歳以上も離れた異性と結婚するには、ルックスや性格はもちろんのこと、年収や肩書もかなりのスペックを要求されます。しかも、そんなハイスペックな人は婚活市場にほぼ存在しません。
婚活を始めるのに現実的な年齢としては、女性は25~27歳、男性は35歳までです。東京在住の女性で25~27歳といえば、仕事もがんばりたいし、もっと恋愛したいと思う人がほとんど。しかし、この年齢はあらゆる男性からモテる期間。30代男性からはとにかくモテますし、同年代での交際・結婚もOK。女性次第では年下男性との結婚も考えられます。
男性にも年齢制限があることを忘れずに
男性は35歳までに結婚することを目指して婚活しましょう。つまり、30代になった時点で婚活をし始めるのです。婚活における年齢制限は女性ばかりに目がいきがちですが、当然男性にも厳しくなる年齢があります。40代以上になるとまた別の話になりますが、男性が結婚相手に求める年齢を20代後半とすると、自身の年齢は±5歳で考えて35歳が限界だからです。さらに、35歳以上の男性で結婚できる割合は、なんと3%しかないというデータもあります。
平均結婚年齢からみる東京在住者の婚活スタートタイミング
厚生労働省の人口動態統計をもとに、結婚をした年齢を都道府県別にまとめてみました。
男性初婚の平均結婚年齢
- 1位:東京(32.2歳)
- 2位:神奈川(31.7歳)
- 3位:埼玉(31.3歳)
- 4位:千葉(31.3歳)
- 5位:京都(31.3歳)
女性初婚の平均結婚年齢
- 1位:東京(30.4歳)
- 2位:神奈川(29.9歳)
- 3位:京都(29.6歳)
- 4位:埼玉(29.4歳)
- 5位:千葉(29.4歳)
結婚をするのが遅いのは、やはり都市部に集中しています。いくら早いほうが良いとはいえ、なかなかそうも言っていられないのが実情のようです。さらに、東京は未婚率も高い状況となっています。生涯未婚率ランキングを確認すると、男性は25.25%が、女性は17.37%が生涯未婚とされています。
東京だからこそのチャンスとは
婚活を始める年齢が高く、そもそも結婚しない人が多い東京。だからこそ、そこにチャンスが生まれます。女性に関していえば、よほどのことがない限り20代ならモテます。とはいえ、そこに目を付けた20代女性が婚活市場に流れ込んでいるというのも事実。自分自身の市場価値を把握した女性が、しっかり将来を考えて行動しているといえるでしょう。
男性についても、未婚の女性が多くなっているということは、それだけ結婚のチャンスがあるといえます。具体的な時期は決めていないとしても、まずは行動に移すことが、東京という婚活ジャングルを生き抜くための第一歩となるはずです。